これからブログを開設して、「稼ぎたい」と考えている人は多いでしょう。
ブログで稼ぐためには、様々な方法で多くのユーザーを集める必要があります。
最近だとSNSと組み合わせてブログにユーザーを流し込む手法も流行っていますが、やはりSEO対策をして検索順位を上げるのが王道です。
本記事では、SEO対策でユーザー数を増やす為に必要な競合分析とサイト設計について徹底解説していきます。
競合分析とサイト設計を理解することで、SEOで検索上位を取れるブログを構築することが可能です。
目次
競合分析が必要な3つの理由
まずは、競合分析が必要な理由を3つ解説して行きます。
- 勝ち目があるか判断できる
- 収益の目安を作れる
- サイト設計のヒントになる
勝ち目があるか判断できる
選んだジャンルによっては競合が強く勝ち目が無い可能性があります。
強い競合サイトがたくさんあるジャンルに参入して、個人ブログで記事を書き続けても検索上位にならない。
ブログ初心者に多い失敗の1つです。
検索上位を取れないと、ブログを見てくれるユーザーが少ない為、収益を作るのが難しくなります。
競合分析をして、自分がブログを構築した時に勝ち目があるのかしっかり判断しましょう。
収益の目安を知れる
競合サイトの流入数や大まかな稼ぎを分析できれば、自分がブログを開設した時に作れる収益の目安を知ることができます。
収益の目安を知ることができれば、そのジャンルに参入するべきか判断することが可能です。
月5万稼げるジャンルと月100万稼げるジャンルは当然違います。
サイト設計のヒントになる
サイト設計でキーワードを選ぶ際にも競合分析が役立ちます。
競合サイトがどんなキーワードでユーザーを獲得しているのかが分析できれば、自分も狙うべきか決定できますよね。
競合サイトはどんな内部リンク構造なのか、どんな記事で稼いでいそうかを分析しておくとかなり参考になります。
競合調査を行う2つの方法
ここからは、競合調査の方法を2つ紹介しておきます。
- ツールを利用する
- 競合サイトを確認する
ツールを利用する
競合調査を行うのであれば、ツールを利用してユーザー数や検索流入キーワードを把握しましょう。
- Ahrefs
- SimilarWeb
上記のツールを使えば、競合サイトを詳しく調査することができます。
※有料ツールなので要検討ください
競合サイトを確認する
ツールを利用してユーザー数や検索流入キーワードを把握することができれば、次は競合サイトを確認しましょう。
サイトデザインなど数字で分からない部分は、実際にサイトを見て確認することが大切です。
競合サイトのUI/UXデザインが良い部分は、自社サイトにも取り入れましょう。
逆に競合サイトの悪い部分を改善したサイトを構築することで、ユーザーを奪うことができます。
以上が、競合分析の重要性の解説とやり方です。
記事最後に競合分析を実践している動画をご用意しましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
サイト設計が必要な2つの理由
先ほどは競合調査について解説しましたが、次はサイト設計について解説していきます。
まずは、サイト設計が必要な理由を2つ確認していきましょう。
- 目的に合ったサイト運用ができる
- SEOで検索上位が取れる
目的に合ったサイト運用ができる
サイト設計をすることで、目的に合ったサイト運用を行うことが可能です。
よくある失敗ですが、サイト設計をしないで適当に記事を投下していると、専門性のない目的と離れたブログが完成します。
「ライティングで稼げる人を増やす」という目的で記事を書いているにも拘らず、書くキーワードが無くなって適当にプログラミングや本紹介などを始めるブログは少なくありません。
最初にサイト設計をして何をするのか決めておくことで、ブログ開設後に何も迷うことなく運営することができます。
SEOで検索上位が取れる
サイト設計を適切に行うことで、SEOで検索上位を取ることができます。
例えば、ライティング関係の記事を書いているにも拘らず、プログラミングの記事を書いたらサイトの一貫性が無くなり、SEOの検索順位に悪い影響が出る可能性が高いです。
SEOで検索上位を取る為に、どのキーワードで検索順位を狙うのかなど、最初にサイト設計をしておきましょう。
サイト設計の4つの手順
これから紹介する4つの手順でサイト設計を行えば、検索上位を目指せるブログを構築することが可能です。
- ジャンル選定
- ターゲット選定
- 収益源の選定
- キーワード選定
ジャンル選定
まずは、どのような記事を書くのか決める為に、ブログのジャンルを決めましょう。
ジャンルを決めれば、それに沿ったキーワードを選定して記事を書くことで、権威性のあるブログを構築できます。
ブログ初心者であれば、自分が今まで経験してきたことや、これから学んでいきたいことからジャンルを選ぶといいでしょう。
記事を書く際に、自分の経験が書いてある記事は独自性があり、SEOの観点から評価されやすいです。
自分のこれまでを振り返り、できそうなジャンルを棚卸ししてみてください。
ターゲット選定
ジャンルを選んだら、具体的にブログのターゲットを選定しましょう。ペルソナともいいます。
ブログのジャンルが同じでも、ターゲットによって記事の内容は大きく異なります。
このブログのターゲットが「Webライターの上級者」であれば、本サイトは記事の内容を変えなければいけません。
ターゲットはより具体的に決めておくとブレにくいです。
- 年齢
- 性別
- 家族構成
- 働いているか
- どんな思考をしていそうか
などなど、思いつく限り考えて決めましょう。
収益源の選定
サイト設計をする際に、ブログで何を収益源にするのか決めておきましょう。
ブログの記事を適当に書き続けても、収益を作ることができません。
ほとんどのブログがアフィリエイト広告を収益源にしていますが、どのようなサービスや商品を売るのかまで決めて下さい。
例えば、プログラミングの記事を出すのであれば、プログラミングスクールのアフィリエイト収益を作ることができますね。
ブログのジャンルに合うサービスや商品のアフィリエイト広告を洗い出して、何を収益源にするのか決めておくことが重要です。
もちろん収益源は1つに絞る必要はありません。
プログラミングをジャンルに選んだとしても、「プログラミングスクール」、「PC」、「教材」、「プログラマーの転職」など切り口は様々あります。
キーワード選定
ターゲットや収益源が決まれば、ブログのジャンルに沿ったキーワードの選定を行いましょう。
- 収益を上げる
- ユーザーを獲得できる
上記を意識してキーワード選定することで、ユーザーを獲得できて収益の作れるブログを構築することができます。
キーワード選定はサイト設計の中でも最も重要なポイントなので、ツールを利用してキーワードを洗い出すだけでなく、競合調査なども行った方が良いですね。
ブログ運営で大切なキーワード選定の方法【おすすめのツール3選】という記事でキーワード選定について詳しく解説してあります。合わせてご覧ください。
サイト設計をする際の2つの注意点
最後にサイト設計をする際の注意点を2つ紹介していきます。
- コンテンツを被らせない
- 漏れなく情報を掲載する
コンテンツを被らせない
ブログのコンテンツが被るとSEOの評価が落ちるので、絶対に被らせないようにしましょう。
よくある失敗例ですが、キーワードを洗い出した時に類似ワードを確認しないで記事を執筆して、公開してしまうことがあります。
- ライティング おすすめ 本
- ライティング 本 ランキング
上記のキーワードは非常に類似していて、記事の中身も被っている場合があります。
50記事程度のブログであれば修正できますが、100記事や200記事になってくると、類似記事を把握するのは困難です。
この場合はタイトルに「ライティング おすすめ 本 ランキング」と入れればOKです。
しかし、
- キーワード選定 やり方
- キーワード選定 方法
この2つのキーワードで書く記事の内容はほぼ類似します。
こういった場合は検索Volが多い方のキーワードを選び、可能であれば選ばなかった方のキーワードを見出しに入れるといいでしょう。
漏れなく情報を掲載する
競合サイトと比較して、漏れなく情報を掲載しなければ検索上位を取ることはできません。
例えば、「国内サッカー」をジャンルとして選んだ場合を考えます。
国内サッカーを選ぶのであれば、国内のサッカーチームすべての情報は入れる必要がありますよね。
それなのに、サイトに「名古屋グランパス」の情報がなかったらおかしいですよね。
サイト設計の段階で、最低限サイトに必要な情報が網羅されているか確認しておきましょう。
ブログの競合分析方法とサイト設計方法まとめ
本記事では、ブログの開設に必要な競合分析とサイト設計について徹底解説しました。
どれだけ競合分析とサイト設計を行うかによって、ブログの運営は大きく変わります。
しっかりとブログで収益を作りたいのであれば、十分に時間を使って競合調査とサイト設計を行いましょう。
競合分析の実践動画を作成しました。
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サイト設計の実践動画を作成しました。
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