Webライターとして生きていくために、どんなスキルがいるのでしょうか?
結論として、Webライターに必要な資格はありません。
ですが、「必要なスキル」はいくつもあります。
この記事では「これからWebライターとして生計をたてたい人」に向けて、Webライターに必要なスキルを11個紹介します。
内訳は、
- 確実に身につけたいスキル6個
- より稼ぐために必要なスキル5個
となっています。
一気に身につけるのは難しいので、「できそうなスキル・簡単なスキル」からやっていきましょう。
目次
Webライターになるなら確実に必要になるスキル6個
Webライターになるなら確実に身につけたいスキルを6個紹介します。
身につけやすいものから順に並べてあります。
タイピング力
まずはタイピング力です。
「人差し指だけで入力していませんか?」
Webライターとして稼ぎたいなら「ブラインドタッチ」を必ず身につけましょう。
タイピングの練習には「e-typing」というサイトや「寿司打」がおすすめです。
Webライターの収入は文字単価によって決まります。
- 1時間で3000文字打てる人
- 1時間で2000文字打てる人
毎日1回だけでいいので、タイピング練習サイトで練習してから活動を開始するようにすれば、次第にうまくなっていきます。
スケジュール力
どの仕事にも言えますが、スケジュールのスキル(自己管理力)は大切です。
特にWebライターは締め切りに追われる生活になりがち。
余裕を持ったスケジュールを立てないとすぐにバテてしまいます。
まずは自分に必要な生活費を算出し、その生活費を稼ぐためにどれだけ働きたいかを決めましょう。
例
例として、
- 生活費が月20万円
- 月の稼働時間は160時間(週40時間)
とすると、20万稼ぐためには時給1250円で仕事すればいいことが分かります。
時給が決まればどんな仕事を受ければいいのかが分かりますよね。
まずは自分の生活費を求めるところからはじめましょう。
自分に必要な生活費に合わせたスケジュールを立てることが大切です。
情報収集力(ググる力)
Webライターをやっていると、「知らないことに関して記事にしてほしい旨」の依頼がくることがあります。
自分の知らないことをわかりやすく表現するには、
- 自分で実際に体験する
- ネットや本、人から情報を得る
ことが必要になってきます。
できれば自分で体験した方がいいのはわかってもらえると思いますが、なかなか時間的にも厳しいのが本音。
なので、自分で調べて情報を集めることが大切になります。
常日頃からわからないところがあれば自分で調べる癖をつけおくと簡単に身につきます。
記事構成力
記事構成は文章を書く前に絶対に作るべきです。
記事構成は道筋と同じ。
記事構成がないと、
- 文章が書きづらい
- 途中で内容が脱線してしまう
- 結局何を伝えたかったのかがわからない
など、読者にストレスを与えてしまいます。
スラスラと文章を書くためにも、記事を書く前にザックリとした構成でもいいので作るようにしてください。
クライアントによっては、記事構成の段階で一度提出を求めることがあります。
(クライアントとのイメージの相違を減らし、書き直しを防ぐため)
読者に伝わる文章力
「読者に伝わる文章力」
これがいちばん大事なスキルです。
Webライターの仕事、やりがいといえば、
- 文章で読者に行動を促す
ことでしょう。
読者に「感動・意欲」を与え、行動してもらうことが、目指すところにありますよね。
そのためにも伝わる文章力が必須です。
結論、身につけるには、
- たくさん文章を読み
- たくさん文章を書く
これにつきますね。
1年とか短いスパンではなく、5年、10年といった長い道のりで身につけていきましょう。
努力あるのみです。
SEOの知識
「Web」ライター。
Web上の記事を書くなら絶対におさえなきゃいけないのがSEO。
SEOは検索結果の上位に表示させるための技術です。
【参考】SEOとは
クライアントの目的は、
- 集客
- 商品の販売促進
- 知名度UP
です。
そのためにも多くの人に記事を読んでもらわないと困ります。
SEOを用いて検索結果の上位に表示することで、たくさんの人が記事を読んでくれる可能性が増えるのです。
SEOに正解はなく、日々アップデートされていきます。
今まで通用していた対策がアプデによって吹き飛ばされることも多々あります。
Webライターとしてクライアントに貢献するためにも、最新のSEO知識を身につけましょう。
Webライター・ブロガー・アフィリエイターはアプデと日々戦争していますしてません。
より稼ぐWebライターになるためのスキル5個
大前提として、まずは前章で紹介した6個の基礎スキルを身につけましょう。
この章では「あるとさらに稼ぎやすい」スキルを5つ紹介します。
マーケティング力
- どうすればより集客できるか?
- どうすればより売上を上げれるか?
にフォーカスして記事を書くためにもマーケティング力があると便利です。
サイト構築やキーワード選定の段階で、誰にどうやって何を売るのか細かく決めることがポイントです。
自分のブログを使って実践したり、Webマーケの会社に就職することで学ぶことができます。
提案力・ニーズに応える力
クライアントから単価UPを勝ち取るには、付加価値が必要になってきます。
記事執筆だけでなく、
- 画像編集
- 簡単な動画作成
- HTMLやCSSを使った装飾
などができれば、さらなる単価UPも狙えます。
大事なのは、クライアントが喜ぶというよりも、読者が喜ぶ付加価値を身につけることです。
例えば、めちゃくちゃ執筆速度が速いです。けど、誤字脱字が多い。
こんなWebライターは、
というように、
- 読者に嫌われ
- 機会損失につながり
- クライアントからも嫌われます
最悪ですね。
インタビュー力
付加価値につながりますが、インタビューができると単価が上がりやすいです。
案件にもよりますが、1回のインタビュー記事で5~10万ほど出してくれるクライアントがいます。
まじです。
インタビューに1日、記事作成に3日かけたとしても割に合いますよね。
ただし、インタビューにはコツがあり、正直難しいです。
相手を思いやる気持ち、気持ちよく答えてくれる会話ができるといい記事が書けそうですね。
校正・編集力
Webライターではなく、ディレクターの立場になることも大切。
すでに書かれた記事の「添削・校正・編集」の案件は割がいいものが多いからです。
他の人の書いた記事を読み、どういう思いで書かれたのかを汲み取らないといけません。
書かれた記事を校正し、より良い記事にする力は、自分で書いた記事にも役立ちます。
記事執筆に自信が持てるようになったら、「校正・編集」案件にも挑戦してみましょう。
知名度・専門分野を持つ
最後は「知名度」と「専門分野」についてです。
例えば、「SNSでフォロワーが1万人います」とか、「FP1級持ってます」という実績は非常に強力です。
そういった実績を持つWebライターの数は少なく、希少性が高いため、案件の単価も上がります。
Webライターとして活動しながら、得意な分野を伸ばし、わかりやすい実績(資格)を作るといいでしょう。
実践あるのみ!まずはクラウドソーシングに登録しよう
これまで紹介したスキルを身につけることは非常に大切です。
まずはクラウドソーシングサイトに登録して、良い案件があったときにすぐ応募できるようにしておきましょう。
おすすめのクラウドソーシングサイトはクラウドワークスとランサーズ。
どちらも業界大手のクラウドソーシングサイトです。
登録は無料なので、たくさんの案件を見るためにも両方登録しておきましょう。
持っているスキルを最大限アピールするには???
補足ですが、これまで紹介したスキルは的確にクライアントにアピールしないといけません。
案件に応募する際の提案分に、
- 〇〇というKWで検索1位を取っています
- 〇〇という資格をもっています
- インタビューの経験があります
といったように書きましょう。
より読まれる提案分の書き方は「Webライターにおすすめの提案文【テンプレ有】」という記事(現在執筆中)にてまとめてあります。
クラウドソーシングサイトに登録したら合わせてご活用ください。
Webライターに必要なスキルまとめ:焦らず1つずつ伸ばしていこう
今回は「Webライターとして生計を立てるためのスキル」を11個紹介しました。
おさらいすると、
絶対に必要なスキル6個
- タイピング力
- スケジュール力
- 情報収集力(ググる力)
- 記事構成力
- 読者に伝わる文章力
- SEOの知識
あるとより稼げるスキル5個
- マーケティング力
- 提案力・ニーズに応える力
- インタビュー力
- 校正・編集力
- 知名度・専門分野を持つ
どれも身につけて欲しいですが、まずは必ず身につけたい6個のスキルから手に入れましょう!
焦らず、自分のペースで頑張ってください。