「子どもが小さいうちは在宅で働きたい」
「副業で+αの収入がほしい!」
「会社に頼らずフリーランスとして働きたい」
という人の間で今注目を集めている仕事が「Webライター」。
Webライターの仕事は専門知識がなくてもはじめられることから、経験のない初心者でも取り組みやすいです。
これまでのキャリアや経験が活かせる点も、魅力といえます。
この記事では、Webライティングをはじめるメリットとデメリットを現役Webライターが詳しく解説します。
目次
Webライターの仕事は?
Webライターの仕事は、Web上に掲載される記事を執筆することです。
執筆する記事は多岐にわたり、企業が運営するオウンドメディアのコンテンツやブログの記事、Web広告などがあります。
Webライターをはじめるのに特別な資格は必要ありません。
そのため、副業や在宅ワークが初めての人でも取り組みやすい仕事だと言えます。
Webライティングの仕事を得る方法
Webライティングの仕事を得るには、いくつかの方法があります。
- クラウドソーシングサイトを活用する
- 編集プロダクションやテレワークあっせん企業に登録する
- ライターを募集しているサイトや企業に直接営業する
初心者であれば、クラウドソーシングサイトを用いる方法が難易度が低いのでおすすめです。
①クラウドソーシングサイトを利用する
ネット上には、外注したい企業と仕事を受けたい個人をマッチングさせる「クラウドソーシングサイト」があります。
クラウドソーシングサイトには、Webライティングの案件がたくさん公開されています。
まずはサイトに登録して、案件を確認してみましょう。
②編集プロダクションやテレワークあっせん企業に登録する
編集プロダクションやテレワークあっせん企業の中には、Webライティングを紹介してくれるところもあります。
もし身近に募集を掛けているところがあれば、勇気を出して応募してみると良いでしょう。
③ライターを募集しているサイトや企業に直接営業をかける
ネット上のキュレーションメディアなどでは、ライターを募集しているところもあります。
もしこれまでのキャリアが活かせそうなら、直接企業にコンタクトを取ってみるのもひとつの方法です。
Webライターをする5つのメリット
では、Webライターとして仕事をする5つのメリットを紹介します。
メリット5つ
- 自宅で好きなときに仕事ができる
- 初期投資が少ない
- さまざまな知識が身につく
- 確かに伝わる文章力が身につく
- 効率的に稼げる
①自宅で好きな時に仕事ができる
Webライターの仕事場は多くの場合自宅です。
小さい子どもや介護が必要な家族がいる人の場合、外に働きに出るのは難しくなります。
しかし、Webライターであれば、自宅で無理なく自分のペースで働くことができます。
Webライターは締切さえ守れば作業ペースは個人の自由です。
時間の融通が効き、決まった時間拘束されないので働きやすい仕事といえます。
②初期投資が少ない
Webライターとしてデビューするのに、特別な資格は必要ありません。
仕事に必要な道具も、ネットにつながったPCだけです。
「より快適な環境で作業をしたい」とか、
「専門的な知識を身につけたい」と思うのであればそれなりの投資が必要になりますが、
「とりあえずWebライターとして一歩踏み出したい」となれば手持ちのパソコンで事足ります。
もし、パソコンを持っていない方は購入する必要があります。
③さまざまな知識が身につく
Webライターが執筆する記事は多岐にわたります。
そのため、案件をこなせばこなすほどに、さまざまな知識が身につきます。
知的好奇心が旺盛で、変化や刺激が多い仕事をしたいと思っている人にぴったりの仕事です。
④確かに伝わる文章力が身につく
文章は誰でも書けるものですが、ストレスなく読める文章・情報が確かに伝わる文章を書くにはコツが必要です。
駆け出しWebライターのうちはなかなかスムーズに文章が書けないことも多いと思いますが、続けていくうちに文章力がついて、読みやすく伝わりやすい文章が書けるようになります。
文章を書くスキルは、Webライティングだけでなく他の仕事にも応用が利くので、自分自身のスキルアップにつながります。
⑤効率的に稼げる
駆け出しの頃は1文字あたりの単価が低く、書いても書いても稼げないかもしれません。
しかし、コツコツ続けて、単価交渉を粘り強く行うことで、徐々に単価は上がってきます。
1文字あたりの単価が上がれば上がるほど、短時間で効率的に稼げるようになるので、少ない労働力で大きく稼げるようになります。
Webライターをする3つのデメリット
メリットだらけのようなWebライターという仕事ですが、デメリットもあります。
デメリット3つ
- 単価が安い
- 締め切り前はプライベートの時間がなくなる
- 休みの日でも連絡が入ってくる
①単価が安い
Webライティングは、「1文字あたり〇円」といった単価表記が一般的です。
相場は0.3円~と言われていますが、案件により1文字0.1円~20円以上と一概に言うことができません。
駆け出しライターのころは、この1文字当たりの単価の安さに驚くこともあるでしょう。
文字単価が安い案件は、書いても書いても稼げません。
残念ながらWebライターの仕事には、「単価が低い案件」が少なくありません。
②締め切り前はプライベートな時間が無くなる
「締め切りを守ること」は、Webライターの仕事をするうえでとても大切です。
締め切り前になると仕事に追われ、自分の時間が持てなくなることも珍しくありません。
普段から余裕のあるスケジューリングを心がけることである程度忙しさの調節はできます。
自分のスキルとキャパシティを客観的に把握し、受注量に反映させるとよいでしょう。
③休みの日でも連絡が入ってくる
連絡頻度やタイミングは一概に言えませんが、クライアントによっては休日や深夜などを問わず連絡がくることがあります。
結果として、睡眠時間を削って対応したり、休日が取れなかったりすることも少なくありません。
在宅でWebライターの仕事をするときは、オンとオフの境目があいまいになりがちです。
「この時間は絶対に連絡を取らない」と決めておき、オフの時間をキープするようにしましょう。
オンとオフをしっかり分けることで、作業のパフォーマンスも上がります。
在宅ワークデビューにぴったり!Webライターの仕事をはじめてみよう!
Webライターをはじめるメリット・デメリットのおさらいをすると、
メリット5つ
- 自宅で好きなときに仕事ができる
- 初期投資が少ない
- さまざまな知識が身につく
- 確かに伝わる文章力が身につく
- 効率的に稼げる
デメリット3つ
- 単価が安い
- 締め切り前はプライベートの時間がなくなる
- 休みの日でも連絡が入ってくる
でした。
Webライターの仕事は、はじめのうちはなかなか稼げず、不安になることも多いと思います。しかし、コツコツ続けて信頼を積み重ねていけば、少ない労力でしっかり稼げるようになる仕事です。
初期投資も少なく、さまざまな案件に気軽に応募できるクラウドソーシングサイトもあるので、在宅ワークや副業に興味がある人はぜひこの機会にはじめてみましょう。