ランサーズやクラウドワークスをはじめて時間が経っているのに、案件を獲得できず困っている人が多いと思います。
案件を獲得できない時に改善するべきポイントは、提案文とプロフィールになります。
この記事では、少しでもランサーズで案件の受注率を上げられるプロフィールの書き方を徹底解説しました。
既にランサーズ・クラウドワークスを始めていて案件を獲得できずに困っている人や、これから稼ぎたいと考えている人は、最後までご覧下さい。
目次
ランサーズでプロフィールを丁寧に書く2つのメリット
まずは、ランサーズのプロフィールを丁寧に書くメリットを2つ解説していきます。
これから紹介する2つのメリットを理解して、プロフィールを改善していきましょう。
- クライアントがプロフィールを確認する
- 直接依頼される可能性がある
①クライアントがプロフィールを確認する
どれだけ丁寧な提案文を送ったとしても、プロフィールが適当であれば案件を獲得できる可能性は低くなります。
クライアントの立場になって考えると、依頼する相手のプロフィールは確認するでしょう。
案件の受注率を上げる為には、クライアントが信頼できるプロフィールを用意する必要があります。
②直接依頼される可能性がある
ランサーズは募集されている案件に応募するだけでなく、発注者からの直接依頼によって案件を獲得できる可能性があります。
直接依頼をする場合、クライアントは実績やプロフィールを見て依頼先を検討している場合が多いです。
実績がない人が直接依頼を受ける可能性は低いですが、将来的には実績がついて直接依頼を受けられるかもしれません。
将来的に実績がついて直接依頼を受けられる状態になるのであれば、先にプロフィールを充実させておいた方が良いですね。
ランサーズのプロフィールで設定するべき4つの項目
それでは、ランサーズ(クラウドワークス)で設定するべきプロフィールの4項目を紹介しておきます。
- プロフィール
- スキルセット
- 経歴・資格
- ポートフォリオ
①プロフィール
設定するべき項目の中で、最も受注率に繋がるポイントがプロフィールです。
プロフィールでは、下記の4つの設定ポイントがあります。
- プロフィール写真
- 表示名
- キャッチフレーズ
- 自己紹介
プロフィール写真や表示名は、本人画像や本名の方が良いですが、そこまで重要なポイントではありません。自由に設定してOK。
キャッチフレーズも受注率が大きく上がるポイントにはならないので、好きなように設定して下さい。
最も重要な項目は自己紹介になりますが、ポイントを解説すると長くなるので後述しています。自己紹介のポイントを知りたい人は、このまま本記事を読み進めて下さい。
②スキルセット
スキルセットでは、自分が担当できる業務をカテゴリから選んで、単価を設定することができます。
ここを設定することで、クライアントに対して目安の費用を示すことが可能です。
発注者の立場から考えると、担当できる業務の幅や単価を先に示されている方が話が進めやすいですね。
設定する相場がわからない方は、「Webライターの平均収入は〇〇円!?気になる案件の相場も解説」という記事で解説してありますので、参考にしてみてください。
③経歴・資格
経歴や資格では、経験期間や詳細情報を記載することができます。
例えばライティング案件を獲得したいと考えている人は、学習期間や担当できる業務内容などを記載しておきましょう。ライティングに関する実績や経歴があるなら、それらも記載しておくべきですね。
また、経歴・資格は、書けるだけ記載しておきましょう。
例えば簿記検定を習得していて記載しておけば、会計関係のライティング案件を獲得できる可能性が高くなりますよね。
④ポートフォリオ
ポートフォリオや実績となる記事を掲載しておくことで、クライアントはあなたのスキルや実力を判断することが可能です。
特に実績や評価が少ないランサーズ初心者の人は、提案文とプロフィールだけでしか判断できません。
クライアントの目線で考えると、実績や評価が少ないランサーズ初心者の人に仕事を依頼するのは非常にリスクがあります。
少しでもクライアントの不安を抑える為に、自分のスキルや実力が判断できるポートフォリオは掲載しておきましょう。
ランサーズで受注率を高める自己紹介の書き方4つ
それでは、案件の受注率を上げるプロフィール欄の自己紹介の書き方を紹介していきます。
これから紹介する4つのポイントを含めて自己紹介を作成すれば、受注率を高めることができます。
- 個人の情報を書く
- 実績や経歴を書く
- 300文字以上を記載する
- ネガティブ要素を含まない
①個人の情報を書く
仕事に関係する個人の情報は記載しておきましょう。
- 本業副業
- 連絡対応時間
- 稼働時間
- 対応業務
何の個人の情報も記載されていない人に仕事を依頼するのは不安ですよね。
クライアントが気になる個人の情報を全て記載しておくことで、安心感を与えることができます。
②実績や経歴を書く
プロフィール欄にも、実績や経歴を文字で記載しておきましょう。
プロフィール欄には「実績・経歴」という記載欄がありますが、そこまで見られない可能性もあります。
最初に見られる自己紹介欄にも実績や経歴は記載しておくべきです。
③300文字以上を記載する
ランサーズは、作業者サイドのレベルを示すランク制度があります。
- レギュラー
- ブロンズ
- シルバー
- 認定ランサー
最も評価の高い認定ランサーになるには、プロフィール欄の自己紹介の文字数が300を超えている必要があります。
また、文字数が少ないと情報量が限られる為、受注率を上げることができません。
自己紹介は、300文字以上記載しておきましょう。できれば1000文字程度記載して、発注者が安心できるボリュームの自己紹介を作って頂きたいです。
④ネガティブ要素を含ませない
ランサーズを始めたばかりの人によくある間違いですが、ネガティブな内容を自己紹介に含んでいるケースが非常に多いです。
僕はライティングを始めて間もない初心者で、勉強を兼ねてランサーズを始めました!
上記のような自己紹介では、案件を受注できる可能性は限りなく低いです。誰も初心者に案件を発注しませんよね。
僕は本業の隙間時間を使って副業をしています!
上記は一見問題ないように感じられますが、副業より本業でやっている人に案件を回したいと考える人が多いでしょう。副業という言葉は、あまり使わない方が良いですね。
自己紹介文は発注者の気持ちを考慮して、ネガティブな内容は記載しないようにしておきましょう。
ランサーズのプロフィールでよくある3つの悪い例
最後に、ランサーズのプロフィールでよくある間違いを3つ紹介しておきます。
より良いプロフィールを作成するためにも、理解しておくといいでしょう。
- 熱意だけ伝える
- 文章が見にくい・長い
- 当たり前のことを強みにしている
①熱意だけ伝える
仕事に対する熱意も重要ですが、最も大切なのは成果物の質になります。
案件に対しての熱意を書くのは提案文だけにして、プロフィールでは実績や経歴などを掲載した方が良いです。
これから仕事を始めようと考えていて、実績や経歴がない人はポートフォリオを掲載しておきましょう。ポートフォリオは1ヶ月と長い期間を使って良いので、質の高い成果物を仕上げておくべきです。
熱意も大切ですが、本質である成果物の質を担保してくれるというイメージを持たせる為に、実績や経歴を多く記載しておきましょう。
②文章が見にくい・長い
プロフィールは長くても意味がありません。本質は、プロフィールを見た人が案件を発注したいと思えるように記載することです。
無駄な文を入れて長くするより、本当に読んでもらいたい経歴や実績を分かりやすく記載する方が、文章が読みやすく発注率を上げることができます。
文章が分かりやすくて重要なポイントをアピールできる自己紹介文を記載しましょう。
③当たり前のことを強みにしている
- 絶対に仕事を放棄しません
- 納期は絶対に厳守致します
- 連絡は24時間以内に返信します
上記のような当たり前のことを強みのように記載している自己紹介は非常に多いです。
当たり前のことを強みにしていると、本質の成果物に対してのアピールをすることができません。
発注者側の立場で考えてみると、当たり前のことを強みにしている人に案件を渡すのは不安ですよね。プロフィールは、納品する成果物を担保できるアピールをしましょう。
ランサーズ・クラウドワークスで受注率を高めるプロフィールの書き方まとめ
この記事では、ランサーズやクラウドワークスのプロフィールについてまとめました。
これから副業を始める人で、ランサーズを利用したいと考えている人は多いでしょう。
- 個人の情報を書く
- 実績や経歴を書く
- 300文字以上を記載する
- ネガティブ要素を含ませない
上記の3つのポイントを意識して自己紹介を書くことで、受注率を上げることが可能です。
発注者側の立場を意識して、どのような自己紹介を書けば案件を獲得できるのか考慮して、プロフィールを作ってきましょう。